攻略 · 2026-09-01

日本版は韓国版にいつ追いつくのか——台湾版1年の実データが示す「少し速いペース」の中身

✍️ アリス・愛麗沙

⚠️ 本記事は予測ではなく前例の整理です。台湾サーバーの実測日付は当サイトが継続的に追跡しているデータにもとづきます。日本版の開始時点のコンテンツ・追いつく速度・具体的な日程は、この記事の執筆時点(2026年9月)でいずれも未発表です。未発表のことは「未発表」と書き、台湾版の数値を日本版の数値であるかのようには扱いません。

日本の読者がいちばん知りたい質問

配信前の今、日本の読者がいちばん知りたいのはこれのはずです。「日本版は、韓国版とどれくらい離れて始まり、その差はどう縮まっていくのか。」

Nexon自身がこの質問に、事前登録開始日(2026年8月24日)のハンズオン取材でこう答えています。

「韓国では先にサービスを開始しているため、その分だけコンテンツの進行には時間差があります。ただ、その差をある程度縮めるため、日本ではコンテンツを少し速いペースで公開していく予定です。」

つまり公式に確認できるのは「日本版は韓国版より後から始まり、その後は速いペースで追いかける」という形だけです。どのくらい後から始まり、どれくらい速く追いつくのかという数字は、この取材でも語られていません。当サイトの事前登録・特典まとめで継続して追いかけていますが、2026年9月時点でこれ以上の公式情報はありません。

ここで役に立つのが、まったく同じ言葉を1年前に投げかけられ、すでに実際に動いた前例です。台湾版です。

前例:台湾版は実際にどう始まり、どう追いついたか

台湾版は「追いついた状態」では始まらなかった

韓国版のサービス開始は2025年3月27日、台湾版は2026年7月22日——その差**482日(約16か月)**です。

台湾版が始まったとき、追いついた状態で始まったわけではありませんでした。台湾サーバー公式のローンチ告知が示す職業構成は18クラスで、これは韓国版の発売時点そのままの構成です。韓国版はその後、電撃術士・暗黒術士・騎士の3クラスを追加して現在21クラス以上まで増えていますが、台湾版はその追加クラスなしで始まりました。16か月遅れて配信されたサービスが、それでも「発売日0地点」のコンテンツから始まった、というのがまず一つ目の事実です。

そこから台湾版は、測定できる速度で追い上げた

台湾サーバーが実際にどう追い上げたかは、韓国版の同一コンテンツが実装された日付と突き合わせることで測定できます。

コンテンツ韓国版の実装日台湾版の実装日差
マース深淵2025-04-032026-07-29482日
亡霊の塔2025-04-102026-07-29475日
グラスギブネン(入門)2025-04-242026-08-05468日
深淵・地獄1層2025-05-122026-08-10455日
グラスギブネン(困難)2025-05-192026-08-17455日

台湾版の19日間(7/29〜8/17)が、韓国版の46日間(4/3〜5/19)ぶんのコンテンツに追いつきました。差の日数が482日から455日へと着実に縮んでいるのが分かります。倍率にすると約2.4倍の速度で追いかけている計算です。これが「少し速いペース」という言葉の、台湾版における実測値です。

訂正(2026-09-01):深淵「地獄1層」の韓国版実装日は当初 2025-05-08(差459日)と記載していましたが、再確認したところこの日付は同じ資料内の別項目(称号付与日)を取り違えたものでした。実際の階層開放日は 2025-05-12(差455日)です。表と本文の数値は訂正済みです。元にした数値が誤っていた場合、こうして訂正の記録を残します。

ただし、機械的な再生ではない

2つの反例が、この追い上げが単純な「早送り」ではないことを示しています。

つまり「韓国版のカレンダーを、そのまま2.4倍速で再生している」のではなく、運営の判断で取捨選択しながら追い上げている、というのがより正確な描写です。

追いつけていないものもある——今日、この瞬間も

もっとも分かりやすい反例が公会船(길드 함선)です。韓国版では2025年8月21日に実装されたコンテンツですが、台湾版は2026年7月22日のサービス開始から40日以上経った2026年9月1日時点でも、まだ正式に実装されていません(2026年8月5日に一度誤って開放され、公式が「後日あらためて開放する」として閉じた状態のまま)。韓国版が実装してから、すでに1年以上が経っています。

「追いつく」は保証された時刻表ではありません。 速く来るものもあれば、1年以上待たされているものもある——それが台湾版の実際の姿です。

追いついても、天井がある

もう一つ重要な事実があります。台湾版は今なお、韓国版が2025年9月25日に実装した公式シーズン名すら持っていません(韓国版はこれを「最初のシーズン」と呼んでいますが、台湾版にはそれに相当する公式な名称が一度も発表されていません)。そして韓国版のシーズン2「光と闇」(2026年6月25日実装)は、台湾版のサービス開始から1年以上経った今も、台湾では完全に入手不可能な韓国限定コンテンツのままです。

「追いつく」には天井があり、しかもその天井は韓国版が更新するたびに上へ動きます。 台湾版は日々韓国版に近づいていますが、「いつか完全に同じになる日」が来るとは限りません。

この前例を日本版に当てはめると

Nexonが日本版について使った言葉——「差を縮めるため、少し速いペースで」——は、台湾版が実際にたどった形とほぼ同じ言い回しです。これは日本版が台湾版と似た形(後発でスタートし、不均等に、しかし着実に追い上げる)をたどると考える根拠にはなります。

ただし、ここから先は明確に線を引く必要があります。

前例が示すもの(形): 後発スタート、測定可能な追い上げ速度、取捨選択をともなう非機械的な進行、そして「追いついても消えない天井」の存在。

前例が示さないもの(数字): 日本版がどの時点のコンテンツから始まるか(韓国版の発売日0地点なのか、それとも台湾版が今いる地点に近いのか)。日本版の追い上げが台湾版と同じ約2.4倍なのか、それより速いのか遅いのか。日本版の配信日そのもの(今のところ「2026年内」としか発表されていません)。

これらはすべてNexonからの公式発表を待つほかありません。台湾版の数字をそのまま日本版に当てはめて具体的な日付を主張することは、当サイトでは行いません。

だからこの記事が意味を持つ

もし日本版が台湾版と同じ形をたどるなら——後発で始まり、不均等に、しかし着実に追い上げていくなら——当サイトがすでに毎日追跡している韓国版・台湾版の実データそのものが、日本版の近い未来のプレビューになります。これは台湾版が始まったときにこのサイトが韓国版データで先読みしてきたのと、まったく同じ理屈です。

日本版の配信日、開始コンテンツ、追い上げペースについて新しい公式情報が出るたびに、この記事を更新します。