音楽演奏 · 公開 2026-09-03 · 更新 2026-09-28 台湾サーバー現行

楽譜はどう使うのか:白紙を買って貼って奏でるまでの5段階

✍️ アリス・愛麗沙

公式のゲーム画面:屋外でリュートとフルートを持ったキャラクターたちが合奏し、音が光の粒になって漂っている
画像出典:Nexon『マビノギモバイル』公式
クイックアンサー

このゲームの楽譜は道具です。先行サーバーでの流れは一文で終わります——雑貨店で「白紙の楽譜」を買う → 開いてMMLの文字を貼る → 保存する → 楽器を装備する → 演奏する。MMLは文字で書かれた楽譜で、1曲あたり最大6パート・各2,400文字。そして自分で書ける必要はありません:台湾・韓国・日本のPCプレイヤーが20年かけて起こした10,493曲が楽譜ライブラリに整理済みで、編曲者は2,096名。白紙の楽譜は韓国サーバーで1,500ゴールド(台湾サーバーは店頭表示に従ってください)。日本版はまだサービスしていないため、これは「今日やること」ではなく現に動いているサーバーでの動き方の記録です。

先に前提を置きます

日本版マビノギモバイルは未サービスです(事前登録は2026-08-24開始、サービス開始日は2026年10月7日と9/17に発表)。したがって以下の手順は、あなたが今日実行できる操作ではありません。台湾サーバーと韓国サーバーで実際にそう動いているという記録であり、価格や仕様はその都度どちらの数値か明記します。日本語のアイテム名でネクソンが未公表のもの(「白紙の楽譜」など)は当サイトの暫訳です。

その上で、この記事に意味がある理由もはっきりしています。このシステムだけは、日本版が始まる前から準備できます。 楽譜はただの文字なので、ゲームの外で選び、読み、直しておける。ローンチ日に貼るものを、今日決めておけるということです。

楽譜はこのゲームで何なのか

他のスマホゲームから来た人の想像を先に壊しておきます。ここの音楽システムはリズムゲームではありません。譜面を本当にキャラクターに渡して演奏させる仕組みです。

譜の中身はMML——c がド、c4 が4分音符のド、1行が1パート、という文字だけの形式です。文字であるがゆえに、楽譜はコピーでき、共有でき、ゲームの外を20年間流通できました。マビノギの音楽文化がここまで厚いのは、この一点に由来します。日本PCのMusicQと2度の演奏コンテストも、同じ土台の上に建っています。

道具としての仕様は2つだけ覚えれば足ります。1曲あたり最大6パート(主旋律+和声5本)、1パートあたり2,400文字。楽器は楽譜に書き込まれないので、同じ譜でもリュートとフルートでは別物に聞こえます。

システム全体の敷居は、白紙1枚と文字列1本です。

5段階、それぞれの道標

第1段階:譜を選ぶ。 楽譜ライブラリで曲名を検索し、ジャンルと演奏人数で絞り、ブラウザ上で試聴してからコピーします。「貼ればそのまま鳴る」譜を引くコツは、ほとんどが後半の文字数の話です。

第2段階:白紙を買う。 村の雑貨店のNPCが「白紙の楽譜」を売っています。韓国サーバーの価格は1,500ゴールド、台湾サーバーは店頭の表示価格が正です。白紙1枚につき楽譜1曲。

第3段階:貼る。 白紙の楽譜を開き、MMLの文字列を丸ごと貼って保存します。よく見かける2つの書式——モバイル版の改行でパートを分ける形と、PC版の MML@…; 包装——はどちらもそのまま通るので、拾った形を書き換える必要はありません。

第4段階:楽器を装備する。 楽器は装備品です。持っていない状態では演奏できません。この曲にどの楽器が合うかはミキサーでパートごとに差し替えて試聴できます。

第5段階:演奏する。 ひとりならそのまま奏でられます。合奏をするなら注意が1つ——合奏譜と独奏譜は別物です。独奏譜は各自が同じ1曲を持てばよく、合奏譜は1人1パートの分譜なので、1人欠けると声部が1本消えます。

「楽譜を探している」人が探しているもの:在庫を広げる

ソース楽譜数割合
台湾(奇幻音樂廳アーカイブ)10,15096.7%
韓国(公式コミュニティ掲示板)2532.4%
日本(編曲者の個人サイト)900.9%
合計10,493編曲者 2,096 名

この表はビルド時に楽譜ライブラリ全 10,493 曲から自動集計されます。各曲の編曲者と出典はライブラリページに記載。楽譜ライブラリ

数字の内訳がそのまま、この文化の地形図になっています。台湾のアーカイブが10,150曲で全体の96.7%、韓国の公式コミュニティ掲示板由来が253曲(2.4%)、日本の編曲者個人サイト由来が90曲(0.9%)。合計10,493曲を2,096名が起こしました。

日本の読者向けに、この偏りには2つ言うべきことがあります。

第一に、在庫の少なさは日本の音楽文化の薄さを意味しません。日本PCは公式の演奏コンテストを2度開いた唯一のサービスで、1度目の入賞者には現物のミニアルバムCDが送られています。日本の楽譜が90曲しか集まっていないのは、日本の投稿が公式の一枚板の掲示板ではなく編曲者の個人サイトに散っているためで、蓄積の量ではなく所在の分散の問題です。

第二に、在庫の内訳は実用上ほとんど関係ありません。MMLは文字なので、曲にサーバーの区別がない。台湾の棚の1万曲は、そのまま韓国でも日本版でも貼れます。しかもこの1万曲の大半はPC版の旧上限に合わせて書かれているので、モバイルの2,400文字の天井にはまるで届かず、9割以上が1文字も直さずに通ります。

数の話より気を使うべきなのは礼儀のほうです。他人の譜を使うなら編曲者を明記する。 当サイトのライブラリが編曲者クレジットのない曲を機械的に落としているのは、この規範が20年前に一度、実際の封鎖事件を経て固まったものだからです。

つまずきどころ3つ

貼ったのに変に聞こえる。 犯人はだいたい5つのどれかです——音域の折り返し、どこか1パートの速度記号が全曲を引きずった、文字数超過で切られた、PC譜の特殊な音長、あるいは「そもそも試聴の音源がゲームの音源ではない」。t が全パート共通であることは特に引っかかりやすい仕様です。

何音か自分で直したい。 MMLを「読める・直せる」水準まで学ぶのは30分の作業です。記号の全表はMML入門にあります。MIDIから自動で起こしたいなら楽譜メーカーが10秒で結果を出し、超過分は圧縮まで面倒を見ます。

ゼロから1曲書きたい。 できます。ただしMML入門の結論を読んでから決めてください——多くの人が本当に必要としているのは「書ける」ことではなく「直せる」ことです。

当サイトの結論

楽譜システムの入門コストは、実態より大幅に高く見積もられています。 楽典を知らず、譜が書けず、音符が1つも読めない人でも、ライブラリを開いてから演奏開始までは10分の道のりです。いちばん難しい工程(編曲)を、20年分のプレイヤーがすでに終わらせているからです。まず動く譜を1本貼ってみて、それから学びたいところに戻る。順序はこれで正しい。

日本版待機中の読者にとっての実務的な結論はこうなります。ローンチ前にできることは「探す」と「読む」で、そこは今日から着手できる。 買う・貼る・奏でるの3工程だけが、まだ手の届かない場所にあります。

覆されうる主張:日本版が始まったとき、既存のコミュニティ楽譜はそのまま貼って鳴る。根拠はMMLが純テキストであること、9割以上の譜がモバイルの上限のはるか内側にあること、そして台湾・韓国の両モバイルサービスがPC書式を受け付けていることの3点です。日本版が独自の書式や別の上限で始まったら、この記事も当サイトのツールの物差しも同じ日に直します。

在庫を実際に見るなら楽譜ライブラリ、MIDIから起こすなら楽譜メーカーへどうぞ。